こんにちは。Z’sです。
ボルダリングを始めると最初に強烈に思うことがある。
痩せたい!痩せれば登れるようになるという事。
これ、たぶん共通に皆思うんだろうな。
次に握力強くしたいーー。調べるとあまり関係ないよと書かれているのでなんだとなる。
もともと我々強いダイエット欲求があるためか、よーし、運動して痩せれて登れる!なんて、素敵。
という感じでボルダリングの魅力が倍増して見える。
ジムで登る女の子はやっぱり痩せていきますね。
登る姿を人さまにさらすのにこんな体じゃ恥ずかしい、となってトレーニングと食事制限ダイエットが同時に行われて、これが理に適っているんですね。
結果、痩せていくのである。
痩せているという価値観を崩せるか
フランスではモデルの痩せすぎに対する規制こそ撤廃したものの、
2017年には広告規制当局がパリ市内に提示されたサンローランのモデルが痩せすぎていると注意勧告を促した。
また画像に身体を補足する修正を加えるときはその旨の注意書きを必須とする法律も施行された。
フランスでは4万人の拒食症患者がいるとされている。痩せすぎのモデルはこのような現状に拍車をかけるとして政府としても危機感を募らせている。
痩せすぎなボディイメージを見せつけられた若者たちがこのため健康被害を及ぼすような行動に出てしまうことを防ぐためだ。
スタイリッシュなモデルに憧れる若者たちだけではない。
壮年に差し掛かった女性も、いや男性だって同じだ。
社会的な地位のある人たち。太っている痩せていると容姿にこだわらないだろうと思われるお金持ちでさえ、
機会があればダイエットの成果話に花を咲かせるものだ。
痩せている事への羨望からくる過剰なダイエットや摂食障害はもはや国レベルでの問題となっているのだ。
幼いころからの、身の回りに溢れていたメディアによる刷り込み。痩せていることが正義という価値観の刷り込み。
この洗脳を解くのは並みならぬことである。
モデルではぽっちゃり体系のテス・ホーリーがいる。ひと昔前では考えられないことだ。
これは私たちの、「痩せている信奉」への潜在的な反発なのかもしれない。
食事制限でますます太る体質になる危険
食事のみのダイエッ
食事制限でますます太る体質になる危険
食事のみのダイエットはあなたの体から大事な筋肉を奪い去っていく。
足りないエネルギーは筋肉を分解して補おうとする。
重い筋肉が少なくなる分体重は落ちる。しかしだ、筋肉量に比例して基礎代謝量も落ちていくのだ。
筋肉量が落ちたとき、今までの食事制限量ではその体重を維持できなくなり
少しづつ体重が増加していく。
どうして?こんなに我慢しているのに。食事を取ることに恐怖と罪悪感を覚えるようになっていく。
そうやって接触障害になっていくのだ(筆者の体験より)。
痩せている=美しい、きれい
いう価値観は簡単には払拭できない。
何のために痩せるか
美しくなるためだけに痩せるという行為がそもそも間違っているかもしれない。
動機づけがそれだけでは弱いのではないのだろうか。
いくらその欲求が強くてもそれだけでは何かが足りないから、精神のバランスが崩れるのではないのだろうか。
何かを成し遂げるために、その目標のために痩せるという動機を獲得しなければならないのではないのだろうか。
ダイエットに失敗する多くの人が陥る罠はマイナスの習慣だけに頼り切るからだ。
必要なのは正しい力強い目標(痩せる理由は、きれいになりたいやただ体重を落とすでは弱い)と正しいやり方だ。
正しやり方とは食事制限という、マイナスの方法だけではない。プラスの習慣の方法も同時に行わなければならない。
- プラスの習慣→筋トレ、ヨガ、スポーツなど体を動かすこと
- マイナスの習慣→食事制限、禁酒など
ボルダリングこそがバランスの取れた生活リズムと正しい習慣をもたらす
健康的なダイエットには筋トレが不可欠
先に述べたフランスの問題は不健康なマイナスの習慣である体重制限だけがが行われるから問題となる。
では健康的なダイエットとは。
プラスとマイナスの習慣がバランスよくとれていること。(バランスはキーワード)
- バランスの取れた食事
- 適度な筋トレ
- バランスの取れた生活リズム
- 有酸素運動(ランニング)
ボルダリング初心者から趣味はボルダリングですと言う段階になると
1,2,3,がうまく自転してる状態に自然となっている人が多い。
周りの人や、自分を振り返ると自然とそうなってると思う。
1はタンパク質を取るためにささみが増えたり、高カーボンの摂取を控えたり、
登る前に軽くするために食事を控えたり、と普通にダイエットしている人より自然と食事の管理ができていることが多い。
2は登ることが筋トレである。スポーツジムと違い楽しんでいるうちに自然と筋トレになっている。
スポーツジムで鍛える作り物の筋肉ではなく登るために必要な軽くてしなやかな筋肉だ。
3は登りに行く時間を確保するために飲み会に行く回数は自然と少なくっているだろう。そのことも振り返ってほしい。今までは残業、帰宅、飲み会の選択だったかもしれない。それに登りに行くという選択も加わる。休みの日も登りに行く人も多い。その為に金曜の帰宅時間も早くなり翌朝も早起きしているのではないか?
自然と生活のリズムの改善されている。本来のダイエットの語源の生活様式の改善がここで行われている。
4ランニングは有酸素運動の代名詞である。
1,2,3で健康的な痩せやすい身体を手に入れることができる。
今まで運動らしいことをやって来ていなかったら1,2,3だけで目覚ましい効果があるのをボルダリングを通して感じるだろう。
腹筋、背筋、腕回り。今まで発達していなかった筋肉がつき始める。
ここで初めて体重を落とすことを考える段階に差し掛かる。
ランニングを始めるタイミング
ランナーが犯す間違い
ランニングから始める。
走りすぎることである。
それまで運動を行ってこなかった方は走り始めると目に見えて体重が落ちはじめる。
人によるが最初は落ち幅が少なくやりがいも感じれないがそこを我慢して続けるうちに徐々に脂肪は落ち始める。
走ることのできる時間と距離が長くなりどんどん消費カロリーが増えていき好循環がしばらく続く。
そしてなかなか体重の変化がなくなる。
その体重を維持するためには今まで以上に走るか食事に気をつけるかだ。
ここに罠が潜んでいる。
急激に体重の落ちた結果、これまでと同じようにしているにも関わらずなぜ体重を維持できなくなるのか。
それは身体が運動に適応したためでもあなたが怠慢なわけでもない。
消費カロリーが多すぎ脂肪の代わりに筋肉を分解してしまったからだ。
にわかランナーの場合、とくに上半身にそれは現れる。
そして維持するための悪循環が始まる。
食事制限、走り込みの悪循環
- 食事制限の悪循環 維持しようと食事制限を始めると消費カロリーは依然として高いため、更にカロリーが足りなくなり筋肉の分解が進む。結果、故障しやすいランナーとなり走行距離が落ちると一気にリバウンドする。
- 走り込みの悪循環 上記とほぼ同じ流れだが、走り込みすぎ、ますます筋肉は反比例して細り、リバウンドが始まる。
糖質制限はダイエットに有効か?実際に試してみた。 | 人生、なんくるクルないさー
ポイントは筋肉量
有酸素運動だけでは効果がない。筋肉量がすくなるから故障しやすく、太りやすい体質になっていく
ボルダリングで強くなり、理想の体型を手に入れる順番
- 今まで通りボルダリングに打ち込む
- タンパク質をたくさん取る
- たまに走る
走ることにより、登ることでは得られない有酸素運動を取り入れることが出来るので、効率よく脂肪を落とせる。
大事なこと
筋肉量を維持または増大させながら、有酸素運動で脂肪を落とせ。
たくさん登って筋肉に負荷をかけ、タンパク質などの栄養素に気を付けた食事を摂取(カロリーは気にしない)。
たまに登った後にでもランニングするくらいが丁度いい!
コメントを残す